ITパスポートってどうなの?受験した感想

ITパスポートってよく聞くけど、どんな資格?役に立つ?など色々と疑問がある方も多いと思います。
私は最近、ITパスポートを受験して合格しました。
そこで今回は、ITパスポートについて色々と解説していこうと思います。

ITパスポートは役に立つ資格か?

結論から言うと、資格自体は役に立つことはないと思います。
何故なら、情報処理系の資格の中でも難易度が一番低く、保持している人が多いからです。保持しているからといって何か特別な仕事ができると言うわけでもありません。

ITパスポートを取得する意味は全く無いのか?

そんなことはありません。多くの人が受験するのにはそれなりに訳があります。
メリットを挙げていきます。

ITパスポートは国家資格の1つ

資格には大きく分けて民間資格と国家資格があります。ITパスポートは国家資格にあたります。
国家資格は民間資格に比べて信頼度が高いです。国が認定しているので当然ですね。合格書には経済産業大臣が認定しますと書かれています。

最低限のIT知識があることを証明できる

口で言うだけよりは信頼されます。最近はどんな企業でもIT知識は必須なので、最低限のIT知識があることを証明できるのはメリットではないでしょうか。

勉強自体が役に立つ

コンピューターサイエンスの基礎を体系的に学べるので、勉強自体が役に立ちます。

試験について

これから受験する方向けに試験の内容についても解説しておきます。

日程について

県によって違いますが、月2回から7回ほど開催されています。さらに、午前と午後の2回あるので、日程が合わないと言う心配は要らないでしょう。
1回あたりの定員は15人から25人くらいのようです。

試験方法

CBT方式で行われます。CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを利用して実施する試験方式の事です。受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
その場で点数がわかるため、合否がすぐ分かります。

難易度について

情報処理系の試験の中では一番易しいです。市販のテキストを購入しての独学でも十分合格は可能だと思います。合格率は平均50%、必要な勉強時間は100〜180時間くらいです。

試験内容について

大きく分けるとストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3分野から出題されます。計100問を120分で解きます。注意点としては、3分野をバランスよく得点しないと合格とはなりません。なので3分野満遍なく勉強する必要があるでしょう。

まとめ

ITパスポートは資格自体に優位性はありません。ですが、勉強することで身につく知識は非常に役に立ちます。また、情報処理系の登竜門的資格になりますので、基本情報、応用情報とステップアップしていくのもいいでしょう。

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